ボトルシップのキット
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ボトルシップはキットなども売っているようですね。うちにもありました。あの、ビンの中に手作りの帆船が入っているものですね。父がこういったことが大好きで、ちまちまとやっていましたね。このボトルシップは、昭和初期に始まったもので、実際には、The ship in bottlesという名前なのだそうですよ。何でも、こういった細かい作業の好きな水夫が、自分が飲んでしまった酒瓶の中に自分が乗っていた船の模型を組み立てたのが、最初、という説があります。航海は長いですよね。こういったことで、色々と工夫しながら、時間をつぶしていたのでしょう。日本では、このボトルシップを見た船員が作り始めたのが、最初、ということですが、どこの誰なのか?ということはわかっていません。私、知らなかったのですが、日本のボトルシップと海外のボトルシップでは、大きな違いがあるのですって。実は、日本のボトルシップは、瓶の口のほうに船がむいているものです。ですが海外のものは船首が瓶の底を向いているのですって 。父の作ったものは、やはり瓶の口のほうに船首がむいています。
ボトルシップの作り方
ボトルシップの作り方は、いくつかあります。引き起こしタイプは、マスト以外の部分を瓶の外で組み立てて起きます。そして最後にマストをつけ、引き起こす、というものです。いくつかに分解した船体を入れるか、そのまま船体を入れるようになりますから、中の船の大きさがそれほど大きくない、という特徴があります。海外に多いものです。 分解・組立タイプは、引き起こしの作り方よりもさらに細かく分解したものを瓶の中で、また組立する、という手間のかかるものです。部品が小さく組立に時間を費やしますが、引き起こしタイプのものよりも大きく作ることが出来ます。日本では、多くの場合が、この分解・組立式になります。うちの父が作っていたものも、このタイプで、見ていてイライラするくらい、時間をかけて作っていましたね。細かい装飾などの部分は予めつけていましたが、それが取れて瓶に落ちる、なんて事を結構目にしましたから、本当に地道な作業が好き、という人でなければ「発狂!」ものです。 確かに出来上がりは感動です。どうやってこんなに大きいものを入れたの?と遊びに来る友達はマジックでも見るかのようにボトルシップを眺めていましたから。こんな父が自慢でしたけど。いくつか作ると、器用を持てあますタイプの父は、既に飽きてしまい、油絵に走っていました。作ったボトルシップは、5本くらいですね。